遠方の方もぜひ。

 いよいよ、大天板祭まであと3日となりました。

天気はというと初日の大阪はやや悪しですが4日(月)は大丈夫なようです!
イベントをするとなるとどうしても天気が気になりますが・・・“そんなの関係ね〜!”ってところです。

毎日毎日天板のことばかりで頭がいっぱいですがここでお得情報をひとつ。

当日はチーズとウィンナーをスモークしたホットドッグをご用意します。
社長が日ごろの実験をいかして当日はきっとおいしいホットドッグになると思います。
いっぱい作ってお待ちしてますのでぜひご賞味あれ!
さらにTさんの提案で秋といえば焼き芋ということでこちらも暖炉に入れてほっかほっかになっているとおもいます!
いづれも太っ腹の社長により無料で振舞わせて頂きます。


同時開催の富山珈琲さんによる自家焙煎豆の販売やドリンクの販売もしますのでぜひこの機会に焙煎のおいしさをお楽しみください。

この秋の3連休、ちょっと遠方の方も大阪に遊びに来ませんか?
楽しいイベントになると思いますのでぜひお越し下さい。
スタッフ一同お待ちしてま〜す。

お車でお越しの際は駐車場所をご案内しますので声をおかけ下さい。




いよいよ今週末です、大天板祭。

あと3日となりました!
準備に追われる中でも、新しい鉄脚や天板ができあがってきています。

その中からワイルドなベンチの紹介です。

クリ W1040×D320 厚み30 祭りでは¥12,000から2割引です。


硬すぎず、柔らかすぎず、昔は家具や囲炉裏のふちに、現在では家具だけでなく、カトラリーにもよく使われます。

この栗はバンドソー加工をしていて黒いですが、もともとは黄色が強いベージュといったような色です。
栗は木のなかでも特に使ううちに色が濃く変化していき、その過程を楽しむことができます。
節の木目の感じもたまらなく好きです。




こちらも同じくバンドソー加工のマツ。
W1125×D215 厚み40 ¥8,000



時間のたったマツは油分がなじんで表面がツルツルします。
硬くて丈夫なので、家の柱や船艇などに昔から使われてきました。


味や風合いといったあいまいな言葉はあまり好きではありませんが、上手工作所には木も鉄もそういうものがたくさんあります。

味や風合いとはいわば面白み、オンリーワン、なじみ、時の経過をたのしむ、といったことです。

大天板祭でそんな逸品に出会っていただければ嬉しいです◎

かとうひろしの「天板ばんざい」 vol.5

 イベントまで残りわずか。
準備にも力が入ってきました。

こちらも突き進みます。
本日の「天板ばんざい」


クス3

クス
W2170×D600×T50
¥126,000
産地:台湾

クスらしい、通直な目がはっきりとした味わいのある一枚。
目の詰まった良い板です。
色は薄く黄味がかった褐色。
クス2

クス1

樟脳(しょうのう)が採れるクス。
実際にほんのりと芳香剤の香りがします。
「臭し(くすし)」がクスの語源とのこと。


続きまして、

大楠木古材3
A17 大楠木古材
W2180×D990×T45
¥126,000
産地:九州

もう一つクスの紹介。
こちらは古材です。
すごく趣のある風合いで、いい感じです。

大楠木古材2

大楠木古材1

先日紹介の鉄脚にもよくあいます。
アンティークなテーブルとしてどうぞ。


最後に、

山桜3

山桜
W1280×D470×T55
産地:九州

緻密で癖のない目をした板です。
滑らかな木肌で、美しい仕上がりになります。
小テーブルに。

山桜2

山桜は「本桜」とも呼び、大変価値のある木材です。
家具の他にも、木管楽器にも使われます。
薫製のチップにも使われますね。


本日の「天板ばんざい」はここまで。
かとうでした。

UMA、納品しました

 あるときはハイスツール、あるときは天板を載せて台に・・
大工さんが使っている馬からヒントと得た便利な「UMA」

今回はおしゃれなイタリアンのお店のカウンターに使っていただきました。





座面はナラの木でふとももが当たっても痛くないように大きめの面をとっています。
脚はφ13の鉄の丸棒でしっかりと。



スカイビルの下にオープンした「THE PLACE」さん是非お越しください。

お越しくださいと言えば、来週に迫った上手工作所「大天板祭」。
かとうひろしさんの天板万歳!でも紹介してますが、
今回「UMA」の座で使った、樹種のナラ。
ベンチ用でサイズはW1430×D290 T41です。表面はうずくり仕上げです。
¥18900の2割引き!ダイニングの片側にベンチを使われる方も多いのでオススメです。

大天板祭り  脚について

 昨日、試作した脚です。
様々な天板に対応できます。この細い脚、フラミンゴみたいにスマートで、
それでいて四方転びなので強いです。



40角ロのじ脚です、そり止めを兼ねた脚でダイニングテーブル用です。
他にも同じシリーズで30x60のサイズもあります。






ローテーブル脚





ワゴン用脚、天板を乗せてローテーブルもいけます。

伝えきれないので、申し訳ないですがこちらも参考にして下さい。http://jo-zu-works.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=909034&csid=0

他にも各種木製脚もございます、やわらかあたまでくみあわせて、楽しんで頂けたら幸いです。


先日長野の天竜川をカヌーで下りました、その時仲間が振舞ってくれた燻製料理が
最高でした。それで私もこの大天板祭りのパンの具はそれでと思いつき実験中です。


具なしでも、おいしいので遠慮なくお申し付け下さい。



かとうひろしの「天板ばんざい」 vol.4

おはようございます。

しつこいですが、本日もお付き合いください。
まいります。「天板ばんざい」


黄檗(きはだ)
W1895×D630×T75
¥189,000
産地:北海道

キハダ1
墨杢の黄檗。これぞ、超極上の一枚です。
墨杢とは墨汁を流したような木目のことで、
このような目が出る黄檗はなかなか手にはいりません。

キハダ3
本来、黄色がかった色合いなんですが、
この板は茶褐色で無茶苦茶シブイ色味になってます。

キハダ2
圧倒的な存在感。カッコいいです。

因に、きはだの樹皮は乾燥させ、生薬として使われます。


続きまして、
ニューギニアウォールナット1
A8 ニューギニアウォールナット
W2000×D650×T45
¥140,000
産地:ニューギニア

ニューギニアウォールナット2

ニューギニアウォールナット3
ニューギニアウォールナット特有の
クッキリとした荒々しいの木目。
落ち着いた色味でどんな脚にも合います。
オススメ。

ウォールナットとはいいますが、
先日紹介したクルミの方のウォールナットとは全く関係ないです。


最後に、
nir
ニレ
W2000×D400×T44
¥52,500
産地:北海道

ニレ2

ニレ3
淡灰白色で木目も素直で癖のない表情をした一枚。
カウンターなどに。

ニレは高さが約30mにもなる落葉広葉樹です。
ねばりがあるので曲木に適した木材です。


本日の「天板ばんざい」はここまで。
かとうでした。

大天板祭り   天板以外の事

 天板の事はかとうひろしさんにおまかせして、今日はそれ以外の事について御案内させて
頂きます。

脚類の展示させて頂きます、何種類あるんでしょう? お恥ずかしいはなしですが、
把握しておりませんが、色んなケースで使えるものを見ていただけます。し、
現在進行形でさらに新作を作る為の治具からこしらえて万全を期しております。









これらの写真では不親切だと思いますので、明日いければ、もっと具体的な
写真をとりたいと思います。 



折角お越し頂けるということなので、われ等の町が誇る富山珈琲さんがsunomonで2日間
出張カフェをして下さります  https://www.facebook.com/tomiyama.coffee

それといつものパン、西宮の山のパンやさんからぱんを取り寄せて、サンドウィッチなんかをつくりますので、
お口汚しですが、よろしければ食べて下さい。

それでは、また近日中に。


お客様施工例

 今日の写真はフラットバードアハンドルです!



壁にイラストが入ったなんともチャーミングなドア周りです。
いつもならこのタイプのドアハンドルはシンプルで男性ぽい
イメージがあったのですが回りの雰囲気でこんな風にも
見えるんですね。



甘さの中にすっとした辛さあり。

なんか食べ物の宣伝みたいですが・・・

写真送って頂きましてありがとうございました。

かとうひろしの「天板ばんざい」 vol.3

 大天板祭について続報です。
イベントの2日間、天板を見に来たお客様には「焼き芋」を振る舞うことに決定しました。
上手工作所が誇る女流木工家、Tさんの鶴の一声で。

きっと当日は肌寒いと思います。
ホクホクの焼き芋をほおばりながら、天板探しなんてどうでしょう?

それでは、本日の「天板ばんざい」


ナラ1
A13 ナラ
W1990×D600×T65
¥157,500
産地:北海道

ゴージャスな逸品です。
はっきりと真っすぐのびた木目で、厚みもあって存在感バツグン。

ナラ2

ナラ3

ナラについては、以前紹介しました。(こちらを参照
ひとつ付け加えると、
ナラには虎斑(とらふ)というものが入っています。
虎の毛のように斑が入っているからだそうです。
虎斑


続きまして、

タモ1
D1 タモ
W1960×D740×T38
¥73,500
産地:北海道

ブックマッチによる一品。
ブックマッチとは、同じ材を半分に割って接ぎ合わせることで、
まるで本を開いたように、木目が左右対称になります。

はっきりした木目と中央の節が個性的でおもしろいです。
タモ3

タモ2

タモは家具材として人気の木材です。
硬く弾力性があるので、野球のバットにも使われます。
ナラと間違いやすいのですが、さっき出た虎斑がタモには入りません。


最後に、

カリン1
C1 カリン
Φ600×T40
¥42,000
産地:タイ

厚みのあるカリンを真ん丸にしました。
Φ600と小振りでかわいいですが、厚みがありずっしりとした重量感があります。
コーヒーテーブルなどに。
カリン2

カリン3

カリンは、唐木の一つ。「からき」または「とうぼく」と呼びます。
唐木とは、東南アジアから輸入される銘木全般のことで、他にもシタン、コクタン、タガヤサンなどがあります。
家具、器具、楽器など装飾的な用途でよく使われる木材です。


本日の「天板ばんざい」はここまで。
かとうでした。

かとうひろしの「天板ばんざい」 vol.2

 秋深まり肌寒くなった今日この頃。
昨日今日とちょうどいい暖かかさで、つくづく遊びにいきたいなーと思ってしまいます。
かと思えば、台風がダブルで近づいており。

寒暖が激しいこの季節。皆さん、体調管理にはお気をつけください。

それでは、まいります。
本日の「天板ばんざい」

チーク1
チーク
W2100×D960×T45
¥240,000
(※脚、つなぎ金具は価格に含まれて下りません。)
産地:インドネシア

珍しく、荒々しい木理の入ったチークです。
しかし、落ち着いた色合いで重厚さが感じられます。

チーク2

チーク3

チークは使うほどにロウ状の成分が材面に染みでて、色に深みが増します。

また、最高級材のひとつで、家具材、キャビネット材、彫刻材、建築材、床材など
様々な用途に用いられる銘木です。
天然の油成分があって、オイルやニスで手入れしなくても耐久性があります。
その油性分によって水にも強いので、古くから船舶の甲板材や内装材などにも使用されてきました。


続きまして、

トチ1
トチ
W1890×D560×T50
¥94,000
(※脚、つなぎ金具は価格に含まれて下りません。)
産地:北海道

表面に絹のような光沢がでるトチです。
オイルを塗ったときの仕上がりは美しいの一言です。

トチ2

トチ3

家具材、建築材、椀や盆などの刳物などの材料となる木材。
昔はくり抜いて臼を作るのにもよく使われたそうです。
実はドングリやクルミ同様、古くから食用とされ、お土産でよくみる栃餅は木の実を使ったものです。
類似種のマロニエ(セイヨウトチノキ)は、パリの街路樹として有名。


最後に、

セン1
セン
W2210×D450×T45
¥63,000
産地:中国

セン特有の目の詰まったクッキリとした木目の天板です。
色は淡灰白色でクセがないです。

セン2

セン3

所々の節が個性的。

ハリギリ 【針桐】、ヤマギリ 【山桐】、ボウダラ、ツブとも呼ばれる。
軽く軟らかく加工がし易い為、建築、家具、楽器(エレキギター材や和太鼓材)、
仏壇、賽銭箱などに使われます。

木目が高級材のひとつ、ケヤキににていることから、代用品として使われることがあります。


本日の「天板ばんざい」はこれまで。
かとうでした。